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白隠慧鶴
二行書
Hakuin Ekaku
Calligraphy
掛軸 紙本 92,7cm×27,9cm(総丈170cm×37,5cm) 箱入
作品の状態について
画面、表装共に良い状態です。
80歳代に書かれた作品です。
表装中廻しには品の良い竹屋町裂が使われています。
(左から)
燈影秋江寺
篷聲夜雨船
〈読み〉
灯影 秋江の寺、篷声 夜雨の船。
〈語注〉
◯灯影=灯火の光。
◯秋江=秋の河
◯篷(とま)=竹や布で作った舟車の上を覆うもの。
〈大意〉
灯の光が秋の川辺にある寺を照らし、夜の雨が舟のとまを打つ音が響いている。
〈解説〉
停滞のない流れと、墨色の変化に味わいがある秀逸な草書作品です。左から二行にわたって書かれています。
揮毫された言葉は、晩唐の詩人・温庭筠の詩「僧の東游を送る」に拠ります。静かな秋の夜、師が舟に乗って去っていく情景が目に浮かびます。光(灯影)と音(夜雨)という感覚的な対比によって、別れの静けさがいっそう際立ち、師弟の深い情と、禅に通じる孤独がしみじみと表されています。(Y)
作家について
白隠慧鶴(1685~1768)は、日本臨済禅中興の祖と称される重要な禅僧。
駿河に生まれた。15歳で出家、臨済宗の禅僧となる。各地を巡歴して修行を積み、33歳で郷里の松陰寺に帰り、住職なる。本格的に書画を手が...
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