遂翁元盧 (すいおうげんろ)
遂翁元盧(1717-1790)は、下野に生まれた江戸後期の臨済宗の僧。
初号は慧牧、遂翁は字。延享3年(1746年)に駿河松蔭寺で白隠慧鶴に入門して教えを受けた。東嶺円慈、霊源慧桃、大休慧昉と共に白隠門下四天王の一人に数えられる。また、東嶺円慈とは白隠門下の二神足と称される。駿河松蔭寺の二代目住職などを務めた。坐禅、読経を行わず、飲酒、書画、囲碁を好んだ。池大雅らとも親交を持った。弟子に春叢紹珠などがいる。
遂翁元盧(1717-1790)は、下野に生まれた江戸後期の臨済宗の僧。
初号は慧牧、遂翁は字。延享3年(1746年)に駿河松蔭寺で白隠慧鶴に入門して教えを受けた。東嶺円慈、霊源慧桃、大休慧昉と共に白隠門下四天王の一人に数えられる。また、東嶺円慈とは白隠門下の二神足と称される。駿河松蔭寺の二代目住職などを務めた。坐禅、読経を行わず、飲酒、書画、囲碁を好んだ。池大雅らとも親交を持った。弟子に春叢紹珠などがいる。