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近衛信尹
達磨図
Konoe Nobutada
Daruma
掛軸 紙本 77,5cm×34cm(総丈161cm×36cm) 箱入
作品の状態について
画面上部分にイタミがあります。
表装は大変豪華な裂が使われています。
終日黙然
人莫之側
謂之壁観
婆羅門
〈読み〉
終日黙然たり。人 之を側ること莫し。之を壁観婆羅門と謂う。
〈大意〉
一日中、(壁に向かって坐禅をくみ)人と話すことがなかった。昔も今もそれを測ることができる者はいない。そこで、人々は達磨大師を「壁観婆羅門」と呼んだ。
〈解説〉
達磨大師が壁に向かって黙々と坐禅をくむ姿、すなわち面壁達磨です。禅学を修めた信尹が信仰のために、中国の禅宗の初祖である達磨大師を描いています。
賛文は、『景徳伝灯録』巻三の菩提達磨章に「嵩山少林寺に寓止し、面壁して坐し、終日黙然たり。人 之を測る莫し。之を壁観婆羅門と謂う」とあります。「壁観」は壁に向かって坐禅すること、「婆羅門」はここではインドの僧を意味します。すなわち、「壁観婆羅門(へきかんばらもん)」は達磨大師のことです。仏法は本来教えることなど何も無い、伝えることも無い、我々自身が壁観婆羅門となって、自得するのみである、ということを表しています。(Y)
作家について
近衛信尹(1565〜1614)は、桃山時代から江戸時代初期の公卿。
関白近衛前久の子として生まれ、初名を信基と称した。
天正5年に織田信長の加冠により元服して信輔と名乗り、のち信尹と改名した。
和歌や茶道な...
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